リノベ建築工房 コラム

60㎡・70㎡・80㎡でわかるマンションリノベーション費用相場|予算の目安と内訳を解説

60㎡・70㎡・80㎡でわかるマンションリノベーション費用相場|予算の目安と内訳を解説

名古屋市・東海市・半田市でマンションリノベーションを考え始めると、最初に多くの方が止まるのが「結局いくらかかるのか分からない」という壁です。しかも本当に怖いのは、費用が分からないこと自体ではありません。後悔する人は、総額だけを見て判断したり、自分の広さで何ができるかを整理しないまま話を進めたりして、本質的な判断ミスのまま決めてしまうことが多いのです。

実際、同じ70㎡のマンションでも、600万円台で満足度の高い工事にまとまるケースもあれば、1000万円を超えても「思ったほど変わらなかった」と感じるケースもあります。差を生むのは広さだけではなく、間取り変更の有無、設備のグレード、給排水管の更新範囲、そしてマンション特有の管理規約です。

今回のお役立ちコラムでは、60㎡・70㎡・80㎡のマンションリノベーション費用相場を軸に、予算の目安、内訳、グレード差、追加費用、比較のコツまで、リノベ建築工房の現場感で整理していきます。「安いか高いか」だけではなく「その予算でどこまでできるか」を自分で見極めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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マンションリノベーション費用で迷う人が最初につまずくポイント

マンションリノベーションの相談でよくあるのは、費用の悩みそのものより「何にお金がかかるのか」が曖昧なまま比較してしまうことです。ここが曖昧だと、見積もりを何社取っても判断できません。まずは、費用で迷う人がどこでズレやすいのかをはっきりさせます。

総額だけで比べると判断を間違えやすい

「A社は850万円、B社は980万円だからA社が安い」と見たくなる気持ちは自然です。ただ、マンションリノベーションは総額だけでは比べられません。なぜなら、見積もりに入っている工事範囲が会社ごとにかなり違うからです。

  • キッチン・浴室・洗面・トイレがすべて交換対象か
  • 床・壁・天井の内装が全面更新か部分更新か
  • 給排水管や電気配線の更新が含まれているか
  • 間取り変更の範囲がLDK中心か、個室まで含むか
  • 設計料や申請関係、現場管理費が別か込みか

大手リフォームサイトでは、リノベーション費用の内訳として、基本工事費、設備機器・資材費、オプション工事費、設計費、諸費用の5つを挙げており、設計費は総工事費の約10%、諸費用は工事費の10〜20%程度が一般的としています。

見積もり比較でズレやすいのは、まさにこの「本体以外」の部分です。

60㎡・70㎡・80㎡で差が出るのは広さだけではありません

広さが大きくなるほど費用が上がるのは当然ですが、実際には面積以上に「どこをどこまで変えるか」で差が開きます。

SUUMOでは、マンションリノベーションはおおよそ10万〜17万円/㎡、15万円/㎡前後が一つの目安で、レイアウト変更が大きい場合や設備・建材にこだわる場合は25万円/㎡程度になることもあると紹介しています。

費用差が出る要因なぜ金額が変わるのか影響の大きさ
間取り変更解体・造作・配線変更が増えるため
水まわり移動給排水・換気・電気工事が増えるため
設備グレードキッチン・浴室・建具で差が出やすいため
配管更新見えない部分の工事が増えるため中〜大
造作収納・内装こだわり既製品より工数がかかるため

つまり、80㎡だから高いというより「80㎡で何をどこまでやるのか」が費用を決めます。逆に言えば、広さだけで予算を決めるのではなく、広さ×工事範囲で考えないと判断を誤ります。

マンションは戸建てと違って「できる工事」「確認が必要な工事」があります

ここは見落とされがちですが、とても重要です。マンションでは、専有部分と共用部分の考え方があり、管理規約や使用細則によって工事の可否や申請方法が変わります。

国土交通省は、専有部分と共用部分の仕分けは管理規約で定められるとしており、標準管理規約も示しています。分譲マンションのリノベーションでは管理規約と使用細則の事前確認が必要不可欠なのです。

  • フローリング材に遮音等級の指定がある
  • サッシや玄関ドアは共用部分扱いで変更できないことがある
  • 水まわりの大きな移設に制限がある
  • 工事時間帯や搬入経路にルールがある
  • 着工前申請や近隣説明が必要な場合がある

費用相場だけを見ていても、そもそも希望の工事ができない物件では予算計画が崩れます。マンションリノベーションは、金額の問題と同時に「その物件で実現できるか」を見る工事です。

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60㎡・70㎡・80㎡のマンションリノベーション費用相場と内訳

60㎡・70㎡・80㎡のマンションリノベーション費用相場と内訳

ここが一番知りたいところだと思います。ただし、相場はあくまで目安です。大切なのは、相場を見て終わることではなく、自分の希望がどの価格帯に入るかを把握することです。

60㎡・70㎡・80㎡の費用目安はどれくらいか

下の表は、SUUMOが示す「10万〜17万円/㎡、15万円/㎡前後が目安」という考え方と、60〜80㎡程度のマンションではスタンダード仕様で約600万〜800万円、ハイグレードで約800万〜2000万円という整理を土台に、比較しやすいようにまとめたものです。

面積標準的な目安こだわりが多い場合の目安
60㎡600万〜900万円前後900万〜1,300万円前後
70㎡700万〜1,050万円前後1,000万〜1,500万円前後
80㎡800万〜1,200万円前後1,200万〜1,700万円前後

この表を見ていただくと分かる通り、60㎡でも設備交換が多く、間取り変更も大きければ1000万円前後に届くことがあります。反対に80㎡でも、水まわり位置を大きく動かさず、内装と設備の更新を中心に組めば、予算を抑えながら満足度の高いリノベーションにまとめることは十分可能です。

費用の内訳を知らないと予算オーバーしやすい

金額感をつかむうえで、総額の次に大事なのが内訳です。どこにお金が乗りやすいかが分かると、削るべきところと削らないほうがいいところが見えてきます。

内訳項目何が含まれるか見落としやすい点
基本工事費解体、木工事、内装、配管、電気範囲の違いで総額差が出やすい
設備機器・資材費キッチン、浴室、洗面、トイレ、床材、建具グレード差が大きい
設計費・諸費用プラン、図面、現場管理、申請別計上だと総額が膨らむ
追加工事費下地補修、配管更新、造作、既存不具合対応着工後に発生しやすい

大手リフォームサイトでは、設計費は総工事費の約10%、諸費用は10〜20%程度が一般的とされており、さらに引っ越し費用や仮住まい費用、家具・家電の買い替えが別にかかることもあるとしています。

つまり、見積もり本体が900万円でも、実際の総予算は1000万円を超えることが珍しくありません。

グレード差で「どこまでできるか」は大きく変わります

予算の話になると「結局この金額で何ができるのか」が一番気になるはずです。そこで、実務で分かりやすいように、予算帯ごとのイメージを整理します。これは相場情報をベースにした比較のための目安です。

予算帯できることの目安向いている人
600万〜800万円台内装全面更新、水まわり交換、軽めの間取り調整見た目と使い勝手を整えたい人
800万〜1,200万円台水まわり一新、収納計画、間取り変更、配管更新の一部対応暮らし方をしっかり変えたい人
1,200万円超大きな間取り変更、設備グレードアップ、造作、性能面の強化こだわりを形にしたい人

SUUMOでも、60〜80㎡程度のマンションでスタンダード仕様は約600万〜800万円、ハイグレードでは約800万〜2000万円と整理されています。

価格差は単なる高い安いではなく、工事範囲と仕上がりの差です。ここを曖昧にしたまま話を進めると「高かったのに理想に届かなかった」というズレが起きやすくなります。

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マンションリノベーションで予算オーバーを防ぎながら比較する方法

マンションリノベーションで予算オーバーを防ぎながら比較する方法

費用相場が分かっても、それだけではまだ足りません。比較検討の段階では「どこを見れば失敗しにくいか」が重要です。ここでは、相談前と見積もり比較のときに押さえておきたい実務的なポイントをお伝えします。

追加費用が出やすいポイントを先に知っておく

追加費用は、工事が始まってから慌てる原因になりやすい部分です。特に中古マンション購入後のリノベーションでは、解体して初めて分かることもあります。

  • 既存配管や配線の劣化対応
  • 床や壁の下地補修
  • 管理規約に合わせた遮音仕様への変更
  • 仮住まい、引っ越し、荷物保管費
  • 家具・家電の買い替え費用

こうした費用は、最初の見積もりにすべて確定で入れにくいことがあります。だからこそ、最初から「追加の可能性がある項目」を説明してくれる会社のほうが、結果的に予算管理しやすいのです。引っ越し費用や仮住まい費用、家具家電の更新費が別で必要になる点は注意が必要です。

見積もり比較で見るべきなのは金額より中身です

比較検討層の方ほど、複数社の見積もりを取ります。それ自体は良いことですが、比較の軸を間違えると意味がありません。

特にマンションリノベーションでは、管理規約や使用細則の確認をどの段階で行うかも重要です。物件購入後に「希望の床材が使えない」「水まわり移設が難しい」と分かると、予算もプランも崩れます。管理規約の確認は、できれば物件検討段階から始めるべきです。

名古屋市・東海市・半田市で相談前に整理しておくと話が早いこと

名古屋市・東海市・半田市でマンションリノベーションを検討される方と話していると、予算の悩みと同じくらい多いのが「何を優先するか決めきれない」という迷いです。ここが曖昧だと、プランも金額もぶれやすくなります。

  • 総予算は「工事費だけ」か「諸費用込み」か
  • 水まわり交換を優先するのか、間取り変更を優先するのか
  • 今の暮らしの不満は収納、動線、寒さ、古さのどれか
  • 住みながら工事したいのか、仮住まいが可能か
  • 中古購入前なら管理規約をいつ確認するか

この整理ができているだけで、見積もりの精度がかなり上がります。逆にここが曖昧なままだと、どの会社の提案も良さそうに見えて、最後に決めきれなくなります。

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FAQ|名古屋市・東海市・半田市のマンションリノベーション費用相場でよくある質問

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Q1.60㎡なら600万円台でフルリノベーションできますか?

可能なケースはあります。ただし、条件があります。

  • 水まわりの大きな移設をしない
  • 設備を標準〜中級グレードに抑える
  • 造作家具や特殊仕上げを増やしすぎない
  • 下地や配管の追加補修が少ない

SUUMOでも、60〜80㎡程度のマンションでスタンダード仕様は約600万〜800万円とされています。つまり、60㎡で600万円台は現実的なレンジですが「何でもできる予算」ではありません。

Q2.70㎡で1000万円あれば、どこまでできますか?

70㎡で1000万円前後あれば、内装全面更新、水まわり一新、ある程度の間取り変更まで視野に入るケースが多いです。ただし、設備グレードを上げすぎたり、水まわりの位置を大きく動かしたりすると、同じ1000万円でも内容はかなり変わります。

  • できることが多い予算帯
  • ただし配管更新や造作の有無で差が出る
  • 諸費用込みかどうかを必ず確認する

大事なのは「1000万円あるから安心」ではなく「1000万円をどこに配分するか」です。

Q3.80㎡で間取り変更をすると、かなり高くなりますか?

高くなりやすいです。理由は、広さが増えること自体より、解体・造作・電気・設備工事の範囲が広がるからです。SUUMOも、間取り変更の規模や設備・建材のグレードによって費用が大きく変わると案内しています。

  • LDK拡張程度なら上がり幅は比較的限定的
  • 個室再編成や水まわり移設は上がりやすい
  • 収納造作も積み上がると差が出る

80㎡は自由度が高いぶん、予算管理の上手さが仕上がりを左右します。

Q4.中古マンション購入前に確認しておくべきことは何ですか?

一番大事なのは、管理規約と使用細則です。購入してから確認すると遅いことがあります。

  • 床材の遮音等級
  • 水まわり移設の可否
  • 工事申請の流れ
  • サッシ・玄関ドアなど共用部分の扱い
  • 工事可能な曜日や時間帯

国土交通省も、専有部分と共用部分の仕分けは管理規約で定められるとしています。リノベーション前提で中古マンションを探すなら、物件価格だけでなく「その物件で何ができるか」まで確認するのが大切です。

名古屋市・東海市・半田市でマンションリノベーション費用相場に迷ったらリノベ建築工房へ

名古屋市・東海市・半田市でマンションリノベーション費用相場に迷ったらリノベ建築工房へ

マンションリノベーションの費用相場は、たしかに気になるポイントです。ただ、実際に失敗を分けるのは、相場を知っているかどうかよりも「自分たちの予算でどこまで実現したいのか」を整理できているかどうかです。60㎡・70㎡・80㎡という広さの違いも大事ですが、それ以上に、間取り変更の範囲、設備のグレード、追加費用の見込み、管理規約の確認まで含めて見ないと、本当に合った予算計画にはなりません。

名古屋市・東海市・半田市でマンションリノベーションを検討していて「まだ予算感がふわっとしている」「見積もりを見ても違いが分からない」「この物件で何ができるのか判断できない」と感じている方は、その段階で一度整理することをおすすめします。

リノベ建築工房では、ただ金額を出すのではなく、どこにお金をかけるべきか、どこは抑えても満足度を下げにくいか、そしてそのマンションで実現可能かどうかまで含めて一緒に整理しています。高い安いだけで決める前に、自分たちに合う予算の組み方を知りたい方は、まずは比較相談のつもりで気軽にご相談ください。